ソファを完璧にお掃除する方法

今年もとうとうこの時期がやってきましたね。大掃除は家族の行事として行うご家庭が多いかと思われますが、特に主婦のみなさんにとっては1年の中で一番気合が入る時期ではないでしょうか。そんな中、ご家庭にソファをお持ちの方へ、ソファの正しいお掃除方法をご紹介させていただきます。

ソファが汚れる原因

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ソファには布ぐるみとレザー張りのものに分かれていますが、汚れやすいものは布ぐるみのタイプです。また、両ソファが共通して汚れる原因の多くは大きく分けて下記の3つです。

●人の汗や皮脂による汚れ
●飲食物による汚れ
●ダニの糞、死骸などのハウスダスト

上記3つの汚れの要因の中で、特に注意していただきたいものは「人の汗や皮脂による汚れ」です。

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「え?汗や皮脂の汚れに注意するんだったらソファを使うこと自体NGじゃないの?」
と考えられるかもしれませんが、そうではありません。普段から心がけていれば何も問題ないのですが、滅多にお手入れをされない方のソファはとんでも無いことになっている可能性があります。その原因は「カビ」です。人は知らないうちに汗をかきます。座っていても寝ていても、冬でも知らないうちに汗をかいています。ご家庭のソファを置いている場所が通気の悪い所であれば、余計に注意が必要となります。カビを防ぐには、日常からの適度なお掃除が欠かせません。

布ぐるみソファ

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布製のソファと言っても布ぐるみカバーリングのタイプがあります。カバーリングの場合、汚れるとカバーを洗ってしまえば解決する場合が多いですが布ぐるみの場合はそうはいきません。ソファの上で飲み物をこぼしたり食べ物をこぼすとカビの原因となったり、ダニがそれを餌とし、糞を増やして死骸もどんどん増えていくわけです。アレルギーをお持ちの方にとってみれば、ソファに腰掛ける際自ら天敵の巣窟に飛び込んでいくと言っても過言では無いでしょう。こちらのお写真はIKEA KramforsのカバーリングソファにComfort Worksnのカバーを装着したものです。

【掃除機の掛け方】

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布製のソファを掃除機でお掃除することは、ソファをお持ちの皆さんが行なっているごく一般的な掃除方法と言えます。もちろん、この方法はソファを掃除するにあたって基本的な掃除方法となります。掃除機の掛け方は掃除機の吸引面をソファに密着させながら上下に動かし、隅々まで吸い上げてください(吸引力のある掃除機が望ましいです)。

【拭き掃除】

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出典:nonversus.jp/

普段掃除機で掃除をしているから拭き掃除までする必要なんてないと思われるかもしれませんが、年末の大掃除くらいは一年間のソファに対する感謝を込めて掃除をしてあげて下さい。布製のソファに拭き掃除をする場合は、単にゴシゴシこすってもソファの生地を痛めつけ、汚れを奥へ奥へと逃してしまうので全く意味がありません。また、拭き掃除を行う際は必ず掃除機で汚れをソファ奥から吸い上げてから行うようにしましょう。

①中性洗剤とぬるま湯を混ぜる。
②柔らかい布を洗剤液につけ、汚れが気になる所に上からトントンと叩くように軽く拭くと、汚れが浮き出てくる。
③浮き出てきた汚れをぬるま湯につけて絞った綺麗な布で拭き取る(洗剤も完全に拭き取る)。
④自然乾燥させる。
※ドライヤーを使うと痛みの原因になります。

上記方法はごく一般的なソファの拭き掃除の方法となりますが、中性洗剤をレモン汁に変えてやってみても効果があるようです。また、カーペットやソファなど、ファブリック用のクリーナーもスーパーやホームセンターで販売されているのでそちらもチェックしてみて下さい。

【臭気チェック】

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ソファの匂いを嗅いでみた時、あの嫌な匂いを経験された方は少なくないのではないでしょうか。ソファから漂うあの嫌な埃っぽい匂いはダニの糞と死骸が原因です。こまめに掃除をしていれば臭いがきになることは無いかと思われますが、実際に忙しいとそんな余裕も無いはずです。そこで、せっかくの大掃除では上記拭き掃除が終われば次は臭いを除去しましょう。嫌な臭いを除去するためのおすすめ品は重曹です。はい、あの炭の力でソファにこべりついたしつこい臭いを除去できます。

①粉末状の重曹を水に小さじ1杯加え、スプレー容器に入れる
②ソファ全体に満遍なくスプレー掛けをする

もし、お持ちのソファの生地が水分により色落ちするタイプの場合、粉末のままソファにふりかけてしばらく放置すると臭いは無くなります。(お出かけ前がベスト)

革張りソファ

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革張りソファの一番の利点はお手入れがしやすいところですね。布ぐるみのソファと比べ、飲み物をこぼしてしまってもさっと拭いてしまえば問題ないです。しかし、革張りのソファの一番の欠点は「ヒビ割れ」です。ヒビ割れはなんで起こってしまうかというと、人間の皮脂やこぼした食べ物の油などが原因で革の表面のコーティングを溶かしてしまい、長い年月をかけてヒビ割れを起こします。カバーリングの革カバーなら取り替えが効きますが、革張りのソファとなると、修理が大変です。ヒビ割れを未然に防ぐ方法は、やはりお掃除です。

【掃除機の掛け方】

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革張りのソファは布ぐるみのソファに対してダニやカビなどの心配はあまりないので目に見える埃やゴミを掃除機でさっと吸い取ってしまって下さい。

【拭き掃除】

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革張りのソファは、拭き掃除が重要です。上記で言及した様に、飲み物をこぼしてしまってもさっと拭いてしまえば問題ないですが、洗剤を使わないと汚れが完全に落ちずに革のコーティングを溶かしてしまう要因となる場合があります。革張りソファの基本的な拭き掃除方法は下記となります。

①中性洗剤とぬるま湯を混ぜる。
②布又は雑巾を洗剤液につけ、硬く絞る
③ソファ全体を優しく拭き、さらに洗剤を完全に落とした布又は雑巾を硬く絞って2度拭きする。
④自然乾燥させる。

毎度ソファを掃除する度に中性洗剤を使用してしまうとかえって革を痛めつけてしまう場合があるので大掃除の際など、適度な感覚で行って下さい。もし水拭きをする際に革の色落ちがきになる場合はブラシや乾燥した布でお掃除してあげて下さい。

【革を保護するためには】

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出典:www.furnitureclinic.co.uk/

いくらソファを大切に手入れしてきても、ソファも革も物ですのでいつかソファが痛んでくる日は来ます。日常生活でのダメージから革を保護するためには上記のお手入れと、仕上げで保護クリームをつけてあげると長持ちする革張りのソファとなります。掃除機→拭き掃除→保護クリームを塗ると今回のソファの大掃除は終了です!
※クリームにより革が変色する場合もあるので使用前に必ずチェックして下さい。

布ぐるみソファ&革張りソファの共通して最も汚れている箇所

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布ぐるみソファと革張りソファは汚れ方が異なるので掃除機の掛け方も、拭き掃除の方法も、少し異なります。しかし両タイプのソファには共通して菌が一番繁殖している箇所があります。それは、ソファのアームレスト(肘掛け)です。以前ある記事で書かせていただいた内容と同じになりますが、Express.co.uk では家庭にある家具にどれほどの菌が繁殖しているのかどうかの研究を発表しました。菌の繁殖率が高い物としてトップにランクインしたのはゲーム機のコントローラーです。特にコントローラーの取っ手にはトイレの便座の12倍ものバクテリア菌が潜んでいるといわれています。これをソファで例えてみると、普段何気なく座っている際に手をかけるアームレストの部分に菌が沢山潜んでいると考えられます。ソファの中で一番汚れている箇所のため、上記でご紹介した方法で念入りにお掃除をしていただく必要がございます。

ソファのお手入れを普段から簡単にする方法

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ソファは放置すれば放置するほど汚れが溜まり、ダニや菌が繁殖していきます。お持ちのソファがカバーリングであれば、定期的に洗濯すれば簡単に清潔を保つことができます。カバーリングでなく、布ぐるみのソファであれば定期的にソファ自体を掃除する必要があります。しかし、布ぐるみのソファをお持ちだからといって毎度念入りに掃除をする時間もあまり無いかと思われます。そこで、布ぐるみのソファをお持ちの方へのお勧めはカバーを購入することです。ソファにカバーを被せておくと、気になった時にさっとカバーのみを洗濯できるので従来よりお掃除が簡単になります。

現在ではマルチカバーといって上から被せる便利なものも販売されています。また、弊社では特別な形状で無い限り、どんなソファでもぴったりフィットするカバーをハンドメイドで作ることができます。以前書かせて頂いた記事にマルチカバー、取り替え用カバー、カスタムハンドメイドカバーのについて詳しく記載しておりますので興味のある方は下記リンクよりご覧ください。

Comfort Worksの生地

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上記でカバーリングのソファであれば、定期的にカバーを洗濯すれば問題ないと申し上げましたが、カバーを洗濯したためにサイズが縮んでしまって再度ソファへカバーを被せようとするとキツすぎて一苦労する方も多いのではないでしょうか。そこで弊社では、様々な素材の生地をご用意しており、お客様のお気に入りの生地でカバーをお作りしています。生地の中には防縮加工が施されて洗濯をしても縮まない生地や、ナノコーティングが施され、水分や埃をほとんど弾いてしまう優れた性能の生地もご用意しています。

最後に

上記で言及させて頂いたように、普段からのソファのお手入れをより簡単にする方法は、布ぐるみのソファであっても、カバーをかけてしまうことが一番手っ取り早いです。もしマルチカバーのように、座っている内にズレてきたりするのが嫌という方は、オーダーメイドでのソファカバーの作製もご検討されてもいいかと思われます。ご質問やご相談事がございましたら是非お問い合わせくださいませ。