ソファの測定方法

Measuring a slipcover

 

よく色々なところでマルチカバーというものが売られていますが、マルチカバーを購入する上で確認する点は、おそらくソファの幅、奥行き、高さのみだと思われます。マルチカバー自体が悪いものではないのですが、やはりマルチカバーを使用されている方々の共通した悩みは

「きちんんとフィットしなく、見た目がだらしなくなる」
 

 

 

だと思われます。しかし、もし持っているソファの正規ブランドのカバーのように、フィットするカバーを新たに購入したいとなると、マルチカバーのように、ソファの幅、奥行き、高さのみではぴったりするカバーを作ることなんてできません。そのため、弊社ではオーダーメイドでソファカバーをお作りする際は、専用のフォームに沿って細かく測定頂くようにお客様にお願い致します。

 

持っているソファのタイプを見分ける

 

よくお客様より、「どうやって測定をしたら良いんですか?」と質問を受けますが、まずお持ちのソファの形がどの形のソファに該当するのか見分ける必要があります。そして、ソファの形によって測定するべき箇所が変わってきますので、こちらからその旨をご案内致します。

 

measuring a slipcover

1. 座部の形状

L-shape cushion seat frame

通常ですと、ソファの座部はアームレストと同じ奥行きで四角い座部クッションが多いですが、上のお写真のようにアームレストより座部が長く、L字形のクッションのソファもございます。

2. アームの形状

round armrest

ソファには、様々な形のアームレストがありますが、弊社では上の写真のような丸いラウンドアームや、四角形、くさび形のアームレストにも対応できます。

3. 背もたれ部分の形状

tuxedo backrest

ごく一般的なソファのバックフレームは、ハイバック、ラウンドバック、ストレートバックと分けられます。測定する中で一番簡単なものは、ストレートバックのソファです。

測定する上で一番簡単なソファの形状は、ごく一般な形の四角形座部クッション、四角形アームレスト、ストレートバックの組み合わせです。この形状のソファでこちらからお願いする測定箇所の数は、約17個です。その他L字形の座部や、ラウンドアームの形状のソファでは、29箇所以上の測定項目をお願いする場合があります。

ソファのパーツそれぞれを測定

ikea stockholm 3 seater leather

このソファは、四角形座部、くさび型、ストレートバックのソファです。

正面

 

測定を行う際は、1人より、2人以上で行った方が作業がはかどります。測定をする上での注意事項は、ソファそのもの、又はカバーリングである場合はカバーの縫い目に沿って測ることです。

 

maximum backrest width between arms
バック(背もたれ部分)の幅を測る際は、できるだけ2人以上で行うようにしてください。(A1)
maximum backrest width between arms starting at 0

測る際は、もちろん0cmからスタートです。縫い目の始まりに0を合わせて測定してください。

maximum backrest width between arms ending at 200cm

このソファの場合、バックの幅は200mです。

inner seating width

座部の内側部分(A2)

backrest height

バックの内側からの高さ (A3)

バックフレームの測定が終了すると、次はアームの内側の測定です。測定フォームの中では、 B1、 B2 と表示されている部分を測定します。

inner seating depth

座部内側の奥行き (B1)

upper armrest depth

アームレストの奥行き (B2)

armrest depth ending at 82cm

このソファの場合、アームレストの奥行きは 82cmでした。

 

次は、アームレストの正面部分を測定です。アームレストの幅、高さを測定します。

 

armrest width

アームレスト上部の幅の測定 (C1)

armrest height

アームレストの高さの測定 (C3)

 

 

 

maximum armrest width

アームレスト下部の最大幅の測定 (C2)

seating base height

座部正面フレームの高さの測定 (C4)

 

次は、ソファの最大幅を図っていきます。2人以上で行った方が測定のミスが無くなります。

 

maximum base width

ソファの最大幅の測定 (D)

 

通常では、四角いアームのソファでは、上のお写真のようにソファの幅を最後に測ってしまえばおしまいですが、ラウンドアームや、くさび形アームソファの場合は下記のようにさらに測定頂く箇所がございます。

 

inner armrest height

アーム内側高さの測定 (E1)

inner armrest/backrest length

背もたれ部分とアームレストの境目を測定 (E2)

側面

 

ソファ正面部分から測定する箇所は数多くありましたが、側面からの測定箇所はそれほど多くありません。

 

upper sofa depth

側面上部の奥行き(G1)

lower sofa depth

側面下部の奥行き (G2)

frontal sofa height

側面の正面よりの高さ (H1)

rear sofa height

側面のバックよりの高さ (H2)

 

次は、バックの奥行き(F)と、ソファレッグの長さ(H3)の測定です。ソファレッグの測定は、裾長スカートタイプのカバーをご注文頂く方には不要な項目です。裾の無いカバーをお求めの方のみに要求されます。

 

backrest depth

バックレスト奥行きの測定(F)

sofa leg height

ソファレッグの高さの測定(H3)

 
BACK

 

フレーム測定の最後に、バック(背もたれ部分)の測定です。このパーツの測定は比較的簡単です。

 

upper sofa back width

バック(背もたれ部分)上部の幅 (L1)

バックの幅を測定頂く上でご注意頂きたいことは、ソファ正面でお測り頂いた項目Dの、ソファの幅と全く同じか、わずかに異なることが前提とされています。もし、数字が大きく異なる場合はソファ正面の幅であるDと、バックの幅を再確認する必要があります。

lower sofa back width

バック(背もたれ部分)下部の幅 (L2)

 

背もたれ部分の最後の測定項目は、高さです。最下部にから最上部までを下から上に測るようにしてください。

 

maximum sofa back height

Maximum sofa back height (J1)

クッション

 

座部、背もたれクッションを測定することは、これまでにご紹介してきた測定方法の中で1番簡単な項目です。お持ちのソファが四角い箱型の場合、必要な測定項目は基本的に幅、奥行き、高さのみとなります。
 

 

 

しかし、全ての箱型のクッションに必要な測定内容が幅、奥行き、高さのみとは限りません。中心につれて盛り上がりのあるクッションや、後方部分のみ厚みが無いクッションもございますので、その場合はクッションの1番厚みのある箇所と1番薄い箇所を測定頂く必要があります。

 

measuring cushion width

幅・奥行き・高さ

measuring cushion thickness

厚み

 

時折、クッションの中には全く縫い目の無いものがあります。ソファを含め、クッションを測定頂く際は縫い目に沿って測定頂きますが、クッションに縫い目が無いと混乱してしまうことがあります。 そこで、縫い目の無いクッションを測定する時のコツは、クッションに付いているジッパーの周りをぐるっと一周お測り頂く事です。
 

 

measuring from circumference to zipper

最後に

測定方法の詳細は以上となります。ソファを測定頂く際は、大体30分から1時間かかってまいります。測定フォームを埋めて、こちらまでお送り頂きますとプロの裁縫師より測定内容を確認し、おかしな測定内容が無いかどうか念入りにチェックします。